我が家の2歳になる猫が骨折してしまいました。
お風呂でシャンプーをしようとしている際
興奮してジャンプしたのですが、着地で滑ってしまい
直ぐに病院に連れて行きましたが複雑骨折ですぐに手術となりました。
レントゲンの写真です。
手術は1日後ということになり
全身麻酔を施すため「同意書」に署名して病院を後にしました。
手術は無事に終了しました。
骨を固定する「プレート」を骨の横に付けることで
折れた骨が固まるまで安静にする、という処置です。
ここで「成功」と書かない理由は後程わかりますが
手術後数日は元気も食欲もなかったのですが命に別状はなく一安心。
手術後の写真がこちらです。
手術後は絶対安静のため
病院に2週間ほど入院することになりました。
ところが、1週間を過ぎたころ病院から連絡がはいり
固定しているプレートが曲がってしまっており
このままではプレートの意味がないので「再手術」が必要とのことです。
その際の写真がこちらです。
確かに曲がっています。
病院で絶対安静とはいえ、人間とは違います。
少しの動きや、狭いスペースでストレスが溜まったりなどあったかもしれません。
やむを得ず再手術となり、その結果の写真がこちらです。
今回は「折れない」ような固いプレートを入れて頂きました。
手術にも慣れたのか、手術後も病院では元気で過ごし
2週間ほど様子を見た後、自宅療養に切り替わり退院となりました。
ただし、自宅の中では「ジャンプ」や「激しい動き」はできないため
隔離できる部屋に閉じ込めて、ジャンプできるような段差を全てなくしました。
今まで家の中を駆け巡っていた本人からすると凄くストレスだったと思います。
退院してから数日後、歩き方ぎこちないことに気づきました。
気になったので、手術をした部分を触ると、痛そうに泣け叫びます。
素人なので何が原因かわかりませんが、明らかに異常が発生しているので
直ぐに夜間の救急診療で病院へ向かいました。
レントゲンを撮ってもらった結果
以下のように、今度はプレートがズレてしまっていました。
もちろん再手術です。
この短期間に全身麻酔で3回も手術することになり
本当に可哀想なことをさせてしまいました。
手術は無事に終了し、今度は半端ない数の固定具を設置して
折れること、ずれること、を回避すべく処置をして頂きました。
以下がその写真です。
さすがに「3回目」の手術で終わるだろうと思っていた矢先
手術から10日ほど経過した日に病院から電話がありました。
プレートは曲がったり、折れたりはしてないのですが
骨とプレートの間に「隙間」ができてしまっている、と。
これだと「固定する力」が弱まる可能性がある、とのことです。
実際の写真はこちですが
たしかに、骨とプレートの間に「隙間」ができてしまっています。
原因は、動いてしまっていることなど複合的な理由で明確にはできず
これ以上の手術は病院ではできない、と言われました。
結果、大学病院を紹介してもらうことになり
そちらで「再手術」すべきか、それとも「このまま経過を見る」のか判断することに。
現在は病院を退院して、大学病院の予約日まで安静にしています。
色々ありましたが、丁寧に説明してくれた動物病院の先生に感謝しています。
今回の骨折では色々と学ぶことが多かったです。
大事な家族なので最善の処置をしてあげるべきなのですが
個人としても反省点が多かったのも事実です。
<現実的に起きたこと>
1. 自宅で猫のシャンプーをしたことで骨折させてしまった。
2. 病院の入院と手術によって「45万円」ほど必要になった。
3. 最終的に1.5か月ほど入院となってしまった。
4. 自宅に帰ってきても軟禁状態で数か月は過ごすことになった。
5. 動転して愛猫によからぬ不安を与えてしまった。
<反省したこと>
1. 無理に自宅でシャンプーしない。
2. 手術後は無理して退院させない。 (安静にさせられない)
3. ペット保険には入っておくべきだった。
<勉強になったこと>
1. 大学病院は動物病院の紹介状が必要。
2. 骨折の手術と入院の初期費用は少なくとも「25万円」は必要。
3. 夜間の緊急診療は「8,000円~10,000円」は必要。
4. 骨折の手術よりも傷口からの「感染症」の方が命に係わるらしい。
猫はなかなか骨折しないと言われていますが
事実、骨折してかわいそうな思いをさせています。
皆さまの愛猫も、どうぞお気を付けてください。
また、不運にも骨折してしまったとしても、ちゃんと処置はしてくれますので
落ち着いて対処してください。 (私は全く落ち着けませんでしたが)







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