結論、私の子供は、本人が希望していた学校へ入学することができました。環境や本人の特性などにより、何がベストなのかはわかりませんが、本人次第で結果はついてくることが分かりましたので、参考までに共有させて頂きます。
---
❚ 塾の選択
先入観や周りの人の話を聞いていると「SAPIX」に入れるのが安全と思っていたのですが、説明会に参加した際に、雰囲気や全く合わないという本人の直感があり、日能研などの大手の塾も検討したのですが、最終的には「個別」を売りにしている中堅の学習塾へ通わせることになりました。同学年の通塾者は「20名」くらいでしょうか。同じ小学校の友達は1名だけいらっしゃいました。
❚ 授業の選択
ポイントはここです。塾の先生からは、4年生は個別でもよいが、5年生の後半からはグループ授業のほうがいい。周りとの競争意識が生まれるし、個別の場合は自習である程度追いつかないといけないので意識が高くないと離脱する生徒も多い、との理由でした。本人は、性格的な問題もありますが、複数名いる授業だと質問もし辛いという点と、分からない点を速やかに確認するほうが効率がよく、周りというより自分の集中力にある程度自信がある、とのことで「個別」を強く希望しました。理由の筋が通っていたので、若干の不安はありましたが個別授業にて「4年生の春」から通塾となりました。
❚ 個別からの切り替え
先生からのアドバイスはあったものの、結果からすると、受験が終わるまで「個別授業」を続けました。グループへの切り替えを何回か聞かれましたが、個別で不便がなく、結果も出ているので不要であるとの家庭側の判断に対して塾側も理解してくれました。ただ、夏季や冬季の「集中授業」に関しては、本人が不得意な科目のみ、個別に加えてグループも受講しました。これはこれで本人も意味があったと感じていたようです。
❚ 難関講座
2週間に1回ほどのペースで「難関講座」なる授業があり、これはもちろんグループ講座になるので参加することになりました。グループの人数、所属校の人以外も含めて「20名」くらいで、受験する学校の特色に合わせた授業をしてくれるので、個別授業とは異なる知識が身に付くということで、本人が自ら選択しました。グループ嫌いなのに受講していた理由としては、複数の校舎のお子様が集まっている授業のため、グループというよりも、個人個人が各々の意識で参加しているため、グループ感というものが無かった点が本人には「苦」ではなかった模様です。
❚ 勉強時間
他のお子様との比較ができないので何とも言えませんが、個別授業だからと言って、常に勉強しているような忙しさは正直なところありませんでした。宿題は多かった印象ですが、分からない点は個人なのでその場で解決して帰ってくるので「悩む時間」はそれほどなく、その日に教わったことの中で「苦手」な部分のみ宿題にだしてもらうようにして、その次の授業では、はじめに苦手な領域のチェックをする復讐をしてもらうスタイルにしてもらったことで、勉強のリズムがよかったのだと思います。
---
結果として、受験した中学は全て合格することができました。個別授業のリスクも理解はできましたが「本人の特徴」にあった勉強方法をすることで、ある程度は乗り切れるのだと思いました。
それと、ある程度は「親」が線路を敷いてあげる重要性はあるものの、ある程度起動に乗ってきたことが確認できれば、後は惰性といいますか、子供のペースを乱さないことも大切なのだと思いました。正直、6年生になってからは、塾の先生と本人に任せ、勉強にはほぼ口出しをしないことで、本人のストレスを貯めないことに徹していたように記憶しています。
お読みくださり有難うございました。
受験がんばってください。
0 件のコメント:
コメントを投稿